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これはある経営者がこぼした一言です。
『バブル時代の景気のいいときとまではいかないが、今まで赤字を出したことがなく、なんとか黒字経営を続けているのに、ここ数年、取引銀行があれこれ資料を出してほしいとうるさくなってきた。どこが問題なんだ!と文句をいってみると「黒字を続けているのは評価できるが、財務面の評点がよくない」という。・・・そんな財務がうんぬん・・・なんとか比率を追いかけているだけで、経営ができれば、社長業は楽なもんだ!』
さて、あなたはこの経営者に同感できますか?
財務分析に飲み込まれた金融システム
ここ数年、銀行は中小企業庁と一緒に中小企業の財務データと企業の事業継続性(つまりはデフォルト率)に関する分析を大規模に行い、
ようやくその分析データベースが完成しつつあります。
これをCRD(CREDIT RISK DATABASE)と呼んでいます。
業種、財務データ、事業の規模などを関連付けて、
倒産危険度を計算できるシステムです。
なんだか、物騒なシステムですが銀行も本業の1つは融資業務ですから、
こうした正確なシステムがあると、
リスクに応じた金利設定ができるようになり、
結果的にリスクを取って貸し出しもできるようになるといった効果が期待されてこのデータベースが構築されました。
今では全国で200万社分のデータベースがあるとのことです。言わずもがな、国内最大級の中小企業の財務分析システムです。
簡易版ですが、CRD協会のホームページに無料で診断できるコーナーがあります。
ほとんどの中小企業がCRDの影響を受けている!
例えば保証協会付の融資を受ける場合、まずこのCRDデータ上で分析され点数がつけられます。
この点数を基に概ね9段階にランク付けされます。
このランクが上位だと保証料が0.3%程度と安いのに対し、逆にランクが低いと保証料が1.3%にまで跳ね上がる場合があります。
また、ある段階のランクからしか利用できない制度融資(別枠で借りれる特別保証)があります。
保証協会だけでなく、政策公庫もこのCRDを参考にして融資金額を判断しています。
こちらから依頼しなくてもほとんどの企業がすでにこのCRDにはお世話になっているのです。中小企業の資金繰りブログTOP
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かっこいい会社名と社名の由来「かっこブー」
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